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ケルベロスの肖像ケルベロスの肖像
(2012/07/06)
海堂 尊

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やっと、デスマーチから解放され始めました。
心の余裕がでてきてこそ本が読めるというか感動できると、改めて思い知らされました。(笑)

で、久方ぶりに田口&白鳥コンビの作品がでていて気になっていたので、チャンスとばかりに貪り読みました。
最終章という事で結構なメンバーが、豪華絢爛に共演して楽しめました。
ずっと追っかけていると、こういう時に面白さが倍増するというんでしょうか(笑)

海堂作品で、男臭くてかなわん感じが堪らなく好きだったブラックペアンとブレイブメスが、
この作品の中で再び出てきた時には、年甲斐もなくキターとなったよねぇ~。
ラストで高階医院長が追い詰めれた時は、残りページも少なくて逆転不可能で、
これで終わるのか、やめてくれぇ~、ハラハラさせれれたよホント。

シオンがいなくなったり、小百合とすみれがどうなのかとか、
ちょぴりもやもやした点も残ったけど、十分堪能しました。

できれば、できれば、バチスタの時のように、
白鳥君にベラボーの暴れて欲しかったというのは欲張りすぎかしらん。
好きになりずらいキャラだけど、爆裂してくれないと寂しいんだよね、この人。(爆)

最後の最後、大円団的な終わり方は恥ずかしくなったけど、
これもよしとしましょういった感じでした。

これで、このシリーズが読めなくなるのは寂しいな。
やっぱり、またいつかやって欲しいですねぇ~、ほんとですよ。

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ブレイズメス1990ブレイズメス1990
(2010/07/16)
海堂 尊

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これまた海堂氏の著作。
高階医院長の若き時代を描いているが、これまた凄い。

ブラック・ペアンの続編とも言えるが、ブラック・ペアンと同様の香り漂う硬派な作品と感じました。
ブラック・ペアンでは男臭さ満開に、痺れましたけど、本作の天城にも男泣き。

なんか天城の最期を感じる意味深な終わりだと思っていたら、「アリアドネの弾丸」でもそれを感じさせる高階の一言がでてくるので尚更だったかな。

人生の価値観や好みがあるかもしれないけれど、天城のような生き方には一面に憧れちゃったかな。(笑)

終盤までは天城は凄いけれども、なんかちょっと受け入れられないようにも感じたけれども、
最後に魅せる真摯な部分でなんか拒絶していた壁が取り除かれるのは僕だけでしょうか?

格好良すぎて … って感じていたけど、その奥にあった真摯な点に不器用さが見えて、熱くなったよ。

真摯な思いを秘めたカッコよさって、なんてカッコいいんだろう …

ブラックペアン1988(上) (講談社文庫)ブラックペアン1988(上) (講談社文庫)
(2009/12/15)
海堂 尊

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ブラックペアン1988(下) (講談社文庫)ブラックペアン1988(下) (講談社文庫)
(2009/12/15)
海堂 尊

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ブラックペアン1988ブラックペアン1988
(2007/09/21)
海堂 尊

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アリアドネの弾丸アリアドネの弾丸
(2010/09/10)
海堂 尊

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久しぶりに田口・白鳥コンビで、白鳥君の縦横無尽の活躍で面白かったねぇ~。
(読み始めは、何故か田口先生のイメージが変わるような出だしの文体だったのは気のせいかな?まぁ、いいけど)

ミステリーなんだけど、ちょっと違う謎解きも良かった。
絶対的に白の状況でアリバイやトリックを暴くのが普通のような気がするけど、
今回は濡れ衣を着された高階氏の為に、絶対的にクロと看做される状況を逆転させるっていうのが面白かったねぇ~。

馴染みのメンバーも出てきて、シリーズ物らしく実に楽しめた。
いや、いや、ホントこれを待っていたと思える内容でした。
白鳥クンが活躍して、田口先生が愚痴らなきゃ面白くないよね、このシリーズ。(笑)

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マドンナ・ヴェルデマドンナ・ヴェルデ
(2010/03)
海堂 尊

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 「ママは余計なこと考えないで、無事に赤ちゃんを産んでくれればいいの」
 平凡な主婦みどりは、一人娘で産科医の曾根崎理恵から驚くべき話を告げられる。
 子宮を失う理恵のため、代理母として子どもを宿してほしいというのだ。
 五十歳代後半、三十三年ぶりの妊娠。
 お腹にいるのは、実の孫。奇妙な状況を受け入れたみどりの胸に、やがて疑念が芽生えはじめる。
 「今の社会のルールでは代理母が本当の母親で、それはこのあたし」。


買った時にこの説明を読んだのだが、どんな展開になるのか想像できませんでした。
ミステリー的じゃないんで、エンタメ的には余り興がそそられないかな程度の認識で読んだのですけれども、
子供の親権に関する話になってきた時点では、ちょっと入り込んでしまいましたね。

普段考えない事なので、何か特別な意見があるわけじゃないですけど、
医療界の専門家としての立場と、代理母になる母性のぶつかり合いには考えさせられました。
と同時にユミちゃんが呈示した結論というか、別の視点(子供の幸せ)も出てくると、
それぞれの立場でそれぞれの正しさが有るんだとも考えさせられました。
余談ですが、Vredeは、「緑色の、緑の」という意味のようです。



それと、個人的にはも一つ、「うううぅ~、まずい、実にまずい。」と感じた事があったんですよね。
何かと言えば、記事を書こうとしてしたら、これ「ジーン・ワルツ」の裏編と知ったから … 
「チーム・バチスタの栄光」からの3部作が一つの時間軸を3つの方向から書いていましたが、これも同じ手法。
実は、「ジーン・ワルツ」読んだんですが、殆ど記憶に無い … (笑)
だから、「マドンナ・ヴェルテ」は新鮮に読めましたが、イカンですね。
まぁ、代理母に対する問題意識が薄いからなんでしょうが、それでもちょっとショックでした。

ジーン・ワルツジーン・ワルツ
(2008/03)
海堂 尊

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極北クレイマー極北クレイマー
(2009/04/07)
海堂 尊

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ん~、個人的には微妙な作品。
医療業界の問題を小説として上手く描かれているのかもしれませんし、医療の現状も理解できるといえるのでしょうが …

海堂氏の作品は医療業界の群像物と言えるんでしょうが、かなりの頻度で主人公が変わり、新しい人物になるのは、
イメージングするのが大変ですね。(笑)
今回の見どころは姫宮が出てきた場面で、安心できないキャラなんですが、何故かホッとして読んでました。
何度も書いているかもしれませんが、やっぱ、白鳥を思い切りフューチャーリングした作品を読みたいですね。
次回作こそ、よろしくと。(笑)

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ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべてジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて
(2009/02/20)
海堂尊

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 【 目 次 】

 Introduction はじめてのご挨拶
 Novel ジェネラル・ルージュの伝説
 History 海堂尊以前
       海堂尊以後1961‐2009
 Bibliography 自作解説
 World 海堂尊ワールド
      各作品の鍵を握る登場人物を徹底解説!メインキャラクター解析
      全登場人物表
      登場人物相関図
      心に響く名ゼリフ
      毎日に活かせる!?白鳥圭輔の「極意」一覧 ほか


ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫)』のスピンオフ短編と、著者自身による海堂氏の年表と作品の解説でした。海堂氏の作品が好きな私には著者を知るのに格好の著作でした。

印象に残ったのは、予想していたとはいえ『ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)』への酷評に傷ついていたようですね。個人的にはミステリー作家といった枠を意識して小説を読んだりしませんので、特に違和感なく、海堂作品の中では非常に好きな作品です。

海堂氏が一番好きな作品としている、『ひかりの剣』も青春物として読んでいましたから、読んでる最中から結末がどうなるか、ハラハラしてえらく面白かったですね。そう考えると、海堂氏が”まえがき”で書いていた基本戦略にはまっている単純な読者なんだなぁ~と。

  基本戦略はただ一つ私の本を手にした読者に「生きてるって楽しい!」と思わせること。


その他にも、刑事コロンボとか将棋も好きで、将棋などは小説ネタになるかもしれないというのも個人的に面白かったし、海堂氏自身の自身の年表説明も軽妙なユーモアが効いて海堂キャラを掴むのに実に参考になったかな。

”海堂尊ワールドのすべて”を自分自身で解説しているのも、作家らしくないというか、自身でプレゼン・プロモするビジネスマンみたいですねぇ~。(笑)
ともあれ、海堂ファンは必読でしょう。

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ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-5)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-5)
(2009/01/08)
海堂尊

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ジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-6)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-6)
(2009/01/08)
海堂尊

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ジェネラル・ルージュの凱旋 公式サイト

これも映画化されると知りまして、ちょいと驚きです。
『チームバチスタの栄光』の映画が今一つ、つまんなかったんで。(笑)
(先に小説読んで、相当にガツンと喰らってましたし、ネタばれしていた事を割り引いても)

映画受けするように田口公平役に竹内結子さんもってきたアイデアは悪くないですけど…
このシリーズの雰囲気に合うのかと言えば???な結果だったのかなと。
阿部寛さんはお気に入りなんですが、白鳥圭輔役はちょっと微妙な感じでしたし。(笑)

田口公平のもつ”もさもさ感”と、白鳥圭輔の人を喰ったノンポリの滅茶苦茶さが基軸ですから、
配役は難しいって言えますね。
まぁ、ぐだぐだ書くのも、原作のイメージから抜け出せない自己責任ともいえるけど。(笑)
しかし、映画化のお陰げか文庫化も早いですなぁ~。
これで、パラレル・タイム・ストーリーの3部作とも出版されたました。
どれも、味わいが違って面白いと思います。



本作の感想は、昔の記事どおりですか。


 基本的な情報を知らずに読みだした方が、いかに面白いかと思わせる冒頭でした。

 読みだすや否や、いきなりデジャブの世界。
 そういう事ですかと …

 兎にも角にも、このシリーズは出版順に読んで頂きたいですね。
 特に、『チーム・バチスタの栄光』 → 『ナイチンゲールの沈黙』
    → 『ジェネラル・ルージェの凱旋』 の順番は外してはいけません。

 『ナイチンゲールの沈黙』 → 『ジェネラル・ルージェの凱旋』に関しては、
 先の『ナイチンゲールの沈黙』記事でじっくり読んで正解だった事を書きましたが、
 『ジェネラル・ルージェの凱旋』を読むと殊更です。

 先を知りたい気持ちを抑えて、じっくり読んで欲しいですね。
 私は、『ジェネラル・ルージェの凱旋』の熱さがあるうちに『ナイチンゲールの沈黙』を再読して、
 再び、『ジェネラル・ルージェの凱旋』を読むでしょうね。

 『ブラック・ぺアン』の男くささに感動した人なら、
 『ジェネラル・ルージェの凱旋』も間違いなく面白いと感じる部分があります。
 『ジェネラル・ルージェの凱旋』では、男女の絆もあり、その辺は『ブラック・ぺアン』にないですが …


 で、前置きが長くなりましたが、本作についてです。
 今回は、ジェネラル『将軍』こと速水部長を中心に話が、
 私には、「バンカラ」のイメージが焼きつきましたね。
 (ここは、『ひかりの剣』でずばり描かれましたね。)

 颯爽としているが、通常は暗い潜望室で泥のようになっているが、苦悶苦闘している速水。
 このキャラクター描写が、相変わらず、私にとってはよだれものです。(笑)

 自分の感性に合致してるのか、自然に受け入れられ目の前に映像が浮かびますから。
 なんか、久しぶりなんですよね、この興奮は。
 変化していく展開も面白いですし、結末もベタでしょうがキマッテます。

 『ジェネラル・ルージェの伝説』も、「泥沼の中での苦悶苦闘」も、ドクター速水の矜持。




とりあえず、全部読んどけ3部作(笑)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫)チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫)
(2007/11/10)
海堂 尊

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ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
(2008/09/03)
海堂尊

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(2008/09/03)
海堂尊

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海堂さん、スペンサー好きだろ? Makeup Life!
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螺鈿迷宮 上 (角川文庫)螺鈿迷宮 上 (角川文庫)
(2008/11/22)
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螺鈿迷宮 下 (角川文庫)螺鈿迷宮 下 (角川文庫)
(2008/11/22)
海堂 尊

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文庫化されても強いですね、海堂尊氏作品。


コードネーム「氷姫」こと姫宮の登場に興味を持って読み始めた。

海堂氏の白鳥編ともいえる小説では、医療に関する問題提起もあるが、とりあえず
オイラが小説で注視するのは、キャラクターとストーリーにどれくらいのめり込めるか。


今作の主人公は天馬大吉。
あだ名はアンラッキー・トルネードで、冴えない落ちこぼれ学生。

もう一人の主人公は桜宮巌雄。
漆黒の闇を匂わせていたが、海堂氏の小説らしくオヤジ以上の年輩者は、やはり硬骨漢。

不運と暗黒を基本軸に、巌雄から「光の申し子」と揶揄された白鳥で展開する。


決着は巌雄の圧勝で、白鳥の完敗。
エピローグらしき部分でも弱気な白鳥の姿が見えた。

しかし、喪失感では終わらぬ海堂節ですね。
天馬大吉の過去とともにわかる真の姿は、未来への薄光を見せましたね。

海堂氏の小説は長い時間軸の中で、いつか多くの主人公たちが繋がるはずですね。


その他にも目につくのは、「ナイチンゲールの沈黙」で指摘した登場人物のツイン関係。
主だった絆で。

 天馬と葉子
 姫宮と白鳥
 小百合とすみれ
 巌雄と華緒


そして、離反しながらも、受け継がれる絆

 巌雄と天馬
 巌雄と白鳥



生きるも地獄、死ぬも地獄 … 

   死ぬも極楽、生きるも極楽 …


        「クソッタレ」を忘れるべからず。


イノセント・ゲリラの祝祭イノセント・ゲリラの祝祭
(2008/11/07)
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ナイチンゲールの沈黙ナイチンゲールの沈黙
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チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光
(2006/01)
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イノセント・ゲリラの祝祭イノセント・ゲリラの祝祭
(2008/11/07)
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久方ぶりの田口・白鳥コンビの著作です。
海堂ファンなんで楽しめましたが、今回は率直に言えば「この路線でいいのじゃろか?」ってちょっと感じました。

チーム・バチスタの栄光』では白鳥・田口コンビを中心としたストーリーでしたが、その後の著作での中心人物は様々な人物となってきてます。

東城大を中心にした話の広がりは、面白い展開だと思います。
が、たまには、ガチガチの白鳥・田口コンビで展開してほしいんだけどな~って。
それも、白鳥クンのハチャメチャな口上・行動を異常に期待しているんでねぇ。


また、AIの認識を広めたいという意味合いからの今回の展開なんでしょうが、エンタメを期待するレベルから言えば、ちょっと読みづらい部分が多いんじゃないかとも感じました。
(確かに、医療問題としては非常に学べましたが・・・)
チーム・バチスタの栄光』を知らなければ、医療現場を中心とした物語でそれなりに面白いとおもいますが、あれだけの面白い作品を読んでいるんで、あの読むのを中断しづらい展開をもう一度期待しちゃってます。


次回作は、白鳥・田口コンビの作品ではないでしょうから、その後に期待でしょうかね。
読後の爽快感を期待して、本音バリバリで白鳥クンにもっと暴れて欲しいですね~。


黄、青、赤、緑と続いてきた表紙の色ですが、本棚に並べると、かつて始めてベネトンを見た時を思い出します。(笑)
次を予想すると、オレンジか紫なんでしょうか?
(黒は『ブラックペアン1988』で使用されているんで)

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ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

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知らぬ間に文庫本で出版されていました。
チーム・バチスタの栄光』のパラレル・ストーリーです。
同じ時間帯で発生した裏の出来事でした。
チーム・バチスタの栄光』的な味を期待して読まない方がいいでしょう。
読んでいる最中に違和感を感じましたが、読み終わった時点でかなり好きな小説になりましたね。

以下は以前の記事ですが(ちょいと修正)、恥ずかしいぐらい力言ってます。(笑)

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前作でチームバチスタ・ショックを受けての続編です。
続編を読むには熱くなりすぎて、そうかといって他の本を読むには、
後ろ髪引かれるような気持ちで集中できない状態。
やっと落ち着いてきたので、満を持しての遅読です。


結論から言えば、『チームバチスタの栄光』とは違った意味で

 「これも大絶賛!」です。

前作はミステリーらしく初めに謎有りで、解決に向かって一直線に進む展開。
スピード感がありながら(時間を忘れさせるといった方がよいか)、それぞれのキャラ立ちが十分されていた事が秀悦といえました。


今回は、水面に「いくつもの波紋」発生し、そこからの波が、中心点でぶつかり合い、渦となるような感じだったかな。
かなり印象的なキャラが、幾人も出てきて、着地点はどこかと考えさせられたし …

最初から遅読でいく予定だったのが、見事にマッチしました。
純粋な謎解きがメインのミステリーではなく、前半を含めて読みこみが必要。

いくつもの人間の繋がり・絆が描かれる。

 牧村瑞人と浜田小夜
 浜田小夜と水落冴子
 牧村瑞人と杉山由紀
 水落冴子と城崎

 牧村瑞人と佐々木アツシ
 水落冴子と杉山由紀
 加納達也と玉村誠

そして白鳥圭輔と田口公平
今回は、白鳥と田口のコンビは一歩引いた感さえあった。

じっくりと読めば複雑ではなく、すべてが二人で一対の翼。
クサイ言葉でいえば、運命の双翼。



決着も圧巻
 まさにハードボイルド的な騎士(ナイト)、
 愛情深いナイチンゲール
 …
 そして、最後にわかるもう一人のナイチンゲールの真実


前作は桐生に、今作は女性に心震える。
 白鳥圭輔が「火喰い鳥」こと「ロジカル・モンスター」なら、
   著者である海堂尊氏は …  「魂喰い」こと「ソウル・モンスター」かな?
 

  いつか聴こえるといいな、ナイチンゲールのラプソディ … 

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関連記事
「チーム・バチスタの栄光」
「ナイチンゲールの沈黙」
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「螺旋迷宮」
「ブラック・ペアン1988」
「ひかりの剣」

----------------------------------------------------------------------

なにはともあれ、やっぱり「チーム・バチスタの栄光」と「ナイチンゲールの沈黙」と「ブラックペアン1988」です。

< 田口・白鳥コンビ >

傑作、名作、読まずに死ぬなの1冊

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理想を夢見て、泥沼で戦ってきたジェネラル

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 最後はドキドキもの。かっこよすぎ …です。

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おなじみの人間が出てくる東城大に関したストーリーでありながら、学園青春もの、スポコン。
世代的に近いせいもあってか、面白かったです、ハイ。
これは、ブラックペアン1988と同時期のパラレル・ストーリーでもありました。

海堂さんの小説は、展開、結末がワタシ好みと言いましょうか。
詳細での展開では意表・裏切りがあるんですが、大枠の進行は私にとっての予定調和であり、安心して読めます。まぁ、度が過ぎるとマンネリしますが、主人公(語り部)が固定していない部分でマンネリ感が薄まっているかな。
結末もハッピーエンドでない場合でも、未来・希望・救いが見いだせるし、清々しい部分を感じるし。



しかし、剣道モノですか …
俺は男だ!世代なら剣道も少しはなじみがあるでしょうが、剣道が主題となるエンタメってあんまり覚えがないからですね …
(マンガだと「俺は鉄兵!」ですかねぇ~。僕はあんまり知らないけれど。)

剣道を主題として書かれたこの小説が一般受けするのかと言えば?といった感じです。
個人的には非常に面白かったんですが、ニッチ過ぎるかも。
若い女性受けはしないでしょうね … ちょっと勿体ないけど。



視点・展開を変えて学園ものの風味をつけ映像化・ドラマ化すれば、現在の状況だと斬新じゃないかなと。
青春的な部分は、清川吾郎・志郎、朝比奈ひかり、塚本女責を中心にして
スポコン的側面は、高階、速水、清川兄弟とその他の部員を中心にして
(ストイック・修行的な風味をジイ、朝比奈で醸し出せるし)
うん、連続ドラマなら、結構イケそうな気がしてきました。(笑)



「チーム・バチスタの栄光」・「ナイチンゲールの沈黙」・「ジェネラル・ルージュの凱旋」は同時期のパラレル・ストーリーだし、今回の「ひかりの剣」も「ブラック・ペアン1988」と同じ時期の物語です。
これらに「螺旋迷宮」を含めて、時間軸でつながっていますし、海堂ワールドはドンドン広がって行きます。登場人物も増加の一方だし(笑)
まとまるのでなく、東城大学を中心した千夜一夜物語になっていくんでしょうか?

真面目な二作が続いたところで、そろそろ、白鳥・田口コンビを読みたいです。
(今回の、清川吾郎は白鳥に近かったけど)
そう、いい加減で、ハチャメチャで、無責任な感有り有りの白鳥クンの口上を聞きたくなってきた。(笑)


関連記事
「チーム・バチスタの栄光」
「ナイチンゲールの沈黙」
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「螺旋迷宮」
「ブラック・ペアン1988」

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なにはともあれ、やっぱり「チーム・バチスタの栄光」と「ナイチンゲールの沈黙」と「ブラックペアン1988」です。

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ミステリーではない。人は誰も一人では生きれない。ひとりぼっちではない。

ナイチンゲールの沈黙ナイチンゲールの沈黙
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螺鈿迷宮螺鈿迷宮
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ブラックペアン1988ブラックペアン1988
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ジーン・ワルツジーン・ワルツ
(2008/03)
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日経メディカル ブログ 海堂尊の「小説で国を動かす」

これまで読んだ海堂氏の著作は下記。
海堂ワールドに完全にハマっていますので、本書も寝ずに読んだ。

 < 田口・白鳥コンビ >
   チーム・バチスタの栄光
   ナイチンゲールの沈黙
   ジェネラル・ルージュの凱旋

 < 白鳥・姫宮コンビ >
   螺鈿迷宮

 < 古き東城大医学部の伝説 >
   ブラックペアン1988


それぞれの作品によって趣は異なるが、"生死"と"医療に関わる人間"の矜持を感じてきた。

本作では、前半から現在の医療状況に対する問題提起的な記述も多かったが、これは本作以外でも見られる。
自分はこの辺りは疎いので、なんともコメントしようが無い部分であるが。

で、本作のメイン・テーマは … 出産(生命への思い・讃歌)であった。
曽根崎理恵という女医が主人公で、前半で展開が読めてしまう部分もあった。

読んでいる最中は、その目的が "個人的で矮小な理由による" と感じていたが、
最後は、"理恵個人の目的" と "医療状況に対する答え" が上手く融合して終わっていたかな…と


出産自体に関する事実も多くを知ったが、「出産を通しての生」についても考えさせられた。

海堂氏の他の作品では「死を通しての生」を見つめさせられたが、「ジーン・ワルツ」では辿り着く地点(生)は同じだが、起点・通過フィルターが異なっていたことで印象も違った。

書名に関係するDNAの話などは新鮮であったが、生命について考えさせられた「出産」には言葉が無い。
(そこにうごめく女性心理も、上手く描かれていたせいでもある。)

代理母の問題も取り上げてもおり、かない重く感じる部分もある。
(白鳥的キャラがいないので、軽くする部分が無い)


読み終わって全体的なイメージから言えば、海堂ワールドではあるんですが、冒頭で掲げた作品の質感と異なる印象を持たれるんじゃないかと。
「まっさらな白紙の状態で読むこと」を強くすすめる作品。



 生命の基本ビートは3拍子

      つまりワルツなのだ


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< 田口・白鳥コンビ >

傑作、名作、読まずに死ぬなの1冊

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理想を夢見て、泥沼で戦ってきたジェネラル

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< 未来継ぐ者へ >

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< これぞ、男の矜持 3者3様の生き様に泣ける >

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基本的な情報を知らずに読みだした方が、いかに面白いかと思わせる冒頭でした。

読みだすや否や、いきなりデジャブの世界。
そういう事ですかと …

兎にも角にも、このシリーズは出版順に読んで頂きたいですね。
特に、『チーム・バチスタの栄光』 → 『ナイチンゲールの沈黙』 → 『ジェネラル・ルージェの凱旋』の順番は外してはいけません。

『ナイチンゲールの沈黙』 → 『ジェネラル・ルージェの凱旋』に関しては、
先の『ナイチンゲールの沈黙』記事でじっくり読んで正解だった事を書きましたが、
『ジェネラル・ルージェの凱旋』を読むと殊更です。

先を知りたい気持ちを抑えて、じっくり読んで欲しいですね。
私は、『ジェネラル・ルージェの凱旋』の熱さがあるうちに『ナイチンゲールの沈黙』を再読して、
再び、『ジェネラル・ルージェの凱旋』を読むでしょうね。

『ブラック・ぺアン』の男くささに感動した人なら、『ジェネラル・ルージェの凱旋』も間違いなく面白いと感じる部分があります。
『ジェネラル・ルージェの凱旋』では、男女の絆もあり、その辺は『ブラック・ぺアン』にないですが …



で、前置きが長くなりましたが、本作についてです。
今回は、ジェネラル『将軍』こと速水部長を中心に話が、私には、「バンカラ」のイメージが焼きつきましたね。

颯爽としているが、通常は暗い潜望室で泥のようになっているが、苦悶苦闘している速水。
このキャラクター描写が、相変わらず、私にとってはよだれものです。(笑)

自分の感性に合致してるのか、自然に受け入れられ目の前に映像が浮かびますから。
なんか、久しぶりなんですよね、この興奮は。
変化していく展開も面白いですし、結末もベタでしょうがキマッテます。

近々、新作『ジーン・ワルツ』がでますが、題名からして期待してます。
じゃないと、白鳥シリーズ読み切ったんで、薬切れの状態になりそうですね。
なんか、スペンサーの初期以来、興奮させられますが、一人の主人公だけにぶちのめされた訳でない事が逆に新鮮です。


『ジェネラル・ルージェの伝説』も 

   「泥沼の中での苦悶苦闘」も 

       ドクター速水の矜持だな。


    海堂さん … きっとロバート・b・パーカー好きだっただろ?

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螺鈿迷宮螺鈿迷宮
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コードネーム「氷姫」こと姫宮の登場に興味を持って読み始めた。

海堂氏の白鳥編ともいえる小説では、医療に関する問題提起もあるが、とりあえず
オイラが小説で注視するのは、キャラクターとストーリーにどれくらいのめり込めるか。


今作の主人公は天馬大吉。
あだ名はアンラッキー・トルネードで、冴えない落ちこぼれ学生。

もう一人の主人公は桜宮巌雄。
漆黒の闇を匂わせていたが、海堂氏の小説らしくオヤジ以上の年輩者は、やはり硬骨漢。

不運と暗黒を基本軸に、巌雄から「光の申し子」と揶揄された白鳥で展開する。


決着は巌雄の圧勝で、白鳥の完敗。
エピローグらしき部分でも弱気な白鳥の姿が見えた。

しかし、喪失感では終わらぬ海堂節ですね。
天馬大吉の過去とともにわかる真の姿は、未来への薄光を見せましたね。

海堂氏の小説は長い時間軸の中で、いつか多くの主人公たちが繋がるはずですね。



その他にも目につくのは、「ナイチンゲールの沈黙」で指摘した登場人物のツイン関係。
主だった絆で。

天馬と葉子
姫宮と白鳥
小百合とすみれ
巌雄と華緒


そして、離反しながらも、受け継がれる絆

巌雄と天馬
巌雄と白鳥



生きるも地獄、死ぬも地獄 … 

   死ぬも極楽、生きるも極楽 …


        「クソッタレ」を忘れるべからず。

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チーム・バチスタの栄光 Offical Web Site

映画 『チーム・バチスタの栄光』 公式サイト

『チームバチスタの栄光』(上・下)がアマゾントップ・セラーのNo1・2になりました。
映画公開の影響でしょうが、当然といえば当然です。
ミステリーとして傑作というだけでなく、ある種の匂いを感じてましたから。

『ナイチンゲールの沈黙』を読み、そしてこの『ブラックぺアン1998』で確信に変わりました。



『チームバチスタの栄光』は、ミステリー大賞に選ばれたぐらいですからミステリーとしては問題なく傑作でしょう。
(私自身はミステリー通では無いので詳細はわかりませんが、間違いなく面白かった。)

しかし、その時に感じたのはキャラ立ちの素晴らしさ。
主人公の田口・白鳥のみならず、脇を固める高階、桐生、藤原にも十分な魅力付けがあった。
それも、ぷんぷん匂いがしたからね。


『ナイチンゲールの沈黙』は浮世離れ(ファンタスティック)な感もあったが、個人的にはハマった。
なにせ、2作目を読む前から純粋なミステリー作家だという概念は無かったので。

かなりの人間関係(二人一組の多重化)が描かれていたが、全ての関係に同じ匂いがした。
自分から見ると、ハードボイルドなんだ、海堂尊氏の小説は。
純粋なハードボイルド … 探偵、暴力、事件といったのではなく、各々の精神的な立脚点がね。


この『ブラックペアン1988』もしかりと言うか、決定的だった。

ストーリー的には、古い外科概念に対する高階の改革(次世代を見据えた)が中心で進む。
それによって起こる、佐伯教授と高階の間での「医局での権力争い」。
味付けとして渡海征司郎やその他の脇役がおり、語り部として世良がいる。

キャラ的にも若かりし頃のはねっ返りな高階や、藤原、猫田も田口・白鳥シリーズと違って面白いが、
佐伯教授、渡海征司郎も実に個性的で良かった。

高階が試された手術で、佐伯教授、渡海、世良、藤原、猫田らのてんでバラバラのような行動は、無言で1点に向かい収束していく。


最終決着においては、渡海の過去が重要なポイントというか、キモだった。
予想される結末を前に、大きく転換する人間模様に震えた。

医者としてでなく、人間としての矜持がモチーフだった。


天祐、矜持、ろくでなし

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前作でチームバチスタ・ショックを受けての続編です。
続編を読むには熱くなりすぎて、そうかといって他の本を読むには、
後ろ髪引かれるような気持ちで集中できない状態。
やっと落ち着いてきたので、満を持しての遅読です。


結論から言えば、『チームバチスタの栄光』とは違った意味で

「はじめに言っておく、

 俺、これも大絶賛!」です。


前作はミステリーらしく初めに謎有りで、解決に向かって一直線に進む展開。
スピード感がありながら(時間を忘れさせるといった方がよいか)、それぞれのキャラ立ちが十分されていた事が秀悦といえた。


今回は、水面に「いくつもの波紋」発生し、そこからの波が、中心点でぶつかり合い、渦となるような感じだったかな。
かなり印象的なキャラが、幾人も出てきて、着地点はどこかと考えさせられた。

今回は最初から遅読でいく予定だったのが、見事にマッチした。
純粋な謎解きがメインのミステリーではなく、前半を含めて読みこみが必要。

いくつもの人間の繋がり・絆が描かれる。

 牧村瑞人と浜田小夜
 浜田小夜と水落冴子
 牧村瑞人と杉山由紀
 水落冴子と城崎

 牧村瑞人と佐々木アツシ
 水落冴子と杉山由紀
 加納達也と玉村誠

そして白鳥圭輔と田口公平
今回は、白鳥と田口のコンビは一歩引いた感さえあった。

じっくりと読めば複雑ではなく、すべてが二人で一対の翼。
クサイ言葉でいえば、運命の双翼。



決着も圧巻
 まさにハードボイルド的な騎士(ナイト)、
 愛情深いナイチンゲール
 …
 そして、最後にわかるもう一人のナイチンゲールの真実


前作は桐生に、今作は女性に心震える。
 白鳥圭輔が「火喰い鳥」こと「ロジカル・モンスター」なら、
   著者である海堂尊氏は …  「魂喰い」こと「ソウル・モンスター」といえる。
 

  いつか聴こえるかな、ナイチンゲールのラプソディ … 

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たしか、私の記憶が正しければ、2月9日から「チームバチスタの栄光」が公開ですね。
映画に関しては、違うものとして無垢に鑑賞しようかなとも思っています。

  チーム・バチスタの栄光 Offical Web Site

  映画 『チーム・バチスタの栄光』 公式サイト

俺、大絶賛の『チーム・バチスタの栄光』

 本好きならば、絶対に外せない1冊です。

  観る前に読むべき名作。


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阿部寛さん主演で映画化される事で、意識が向かいました。
昔は、「原作が先か、映像が先か?」と考える事もありました。

しかし、最近は読むのはビジネス書中心になりましたし、原作不足で、
話題書はすぐ映画・TV化されるので、映像で見る事が殆んどです。

今回は、感違いで映画化は先のことだと思い読んでみようと … で


激烈に面白く、感動しましたねぇ~

「第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞」作品ですから、ミステリーとして面白いのだろうと思っていました。
別に、素人ですから小説の技法やミステリーが判ってはいませんが、フィクションであるのに、
登場人物に心動かされましたね。

ストーリーは、超大雑把に書くと以下のとおりです。

 成功率100%のチーム・バチスタの手術で、3件続けて術中死が発生し、
 医療ミスか、事故か、故意かの調査依頼された田口であった。
 そこに外部調査者・白鳥も加わり、事件解明へ


小説を読む場合、最近は筋的に重要でないと思える部分は、流し読みするんですが、
これはね、それ出来ませんでした。
ミステリーだからではないです。特別、謎ときに固執していないですから。)


まず、ストーリー的にヨカッタのは、事件解決後のエピローグが最高ですね。
事件に対するリアルな対応と、登場人物たちへの後始末が完璧です。

病院といった組織である為、病院も守らなければならないし、真の問題解決も提示しないといけない状況がありました。
記者会見前から、その後の高階病院長と田口の落とし所が大人の味、満載といったところでしょうか。

桐生は、登場当初から、冷静で完璧な人間性が前面にでていました。
途中経過でも、人の命に対する熱く真摯な気持が判りましたが、犯人の可能性もあり素直には読めな部分が有りました。
しかし、最後の桐生との会話には目頭が熱くなっちゃいましたね。
まるで、ハードボイルドです。 ほんと、桐生には、泣けます。

あと、医療現場の問題も浮き彫りにしている点も、絵空事でなく、
ある種の問題提起的な部分も評価できるのでしょうし。


登場人物的にも、白鳥のキャラクターがべらぼうに変な奴で(あだ名がロジカル・モンスター)、
田口も語り部として味がありました。

大賞受賞作だから、主人公が魅力的なのは当然といえば当然でしょう。
「大賞受賞作は本当に凄い、これからは受賞作を読んでいけば、
こんな感動とか面白さを味わえるぞ…」と思いつきました。

ところが、解説を読んで納得。
この『チーム・バチスタの栄光』は、選考委員の満場一致、しかも選考会開始後数秒で受賞が決まったとの事です。
議論を待たず、採点結果(全員A評価も初めて)だけで決定したのも初めてとの事。



そうですよね~ そう、わかるよ!その決定。
そうだよね、こんなに面白いのは、そうそうないはずだよね。

私は、これで、ミステリーに感動しました。


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