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「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書)
(2010/01/16)
酒井穣

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【 目 次 】

 第1章 何のために育てるのか─人材育成の目的
 第2章 誰を育てるのか─育成ターゲットの選定
 第3章 いつ育てるのか─タイミングを外さない育成
 第4章 どうやって育てるのか─育成プログラムの設計思想
 第5章 誰が育てるのか─人材育成の責任
 第6章 教育効果をどのように測定するか
 第7章 育成プログラムの具体例


う~ん … と唸ってます。
私の貧相なボキャと読解力では、どう評すれば、どう書きゃいいのか判らないと言うのが正直な感想。

え~とですね … すんごい。(笑)
なんじゃその表現と言われても、仕方がないですけど、他の人がどう本書を読みとるか知らんけど、凄いと思う。

今回は内容だけでなく、こちらの感情の流れも大きく関係してますので、
読み終わるまでの感情の軌跡でちょっと書かせてもらいます。
と言うか、まとめきれなない。(爆)

まず、本書の出版を知った時は非常に申し訳ないですが、ちょっと書名が?でした。
個人的な嗜好とか感覚の問題ですから、どうこう言う事はないですが、
本を読むにあたって気合いが入るには、やっぱり第一印象が大事なんで、ぐずぐずと読み始めました。
(実は読み終わる頃には、逆に題名の捉え方が逆転するんです。これって稀有な事なんで、尚更印象深い。)

で、いきなりです。
はじめにの前に「啐琢同時」の説明が …
この言葉は、私の記憶が正しければ遠い昔、20歳前後にマンガ「はぐれ雲」で知り調べて以来忘れてない言葉でした。マンガというのが情けないでしょうが、田舎の青年ですから。
(マンガでは「啐琢同機」だっと思いますが、どちらも有ります。)
この時のマンガの内容は、子を育てる時の親の心がけで、まさに教育です。

第1章では、「何のために育てるのか」に関して、勉強本層・スローライフ層・海外へのアウトソーシング層という判り易い例で、
グローバルな見地から説明されています。
読み終わる時には「何の為に育たないといけないのか?」といった心境にもなりましたね。個人的に(笑)

第2章以降もぎっしりとした内容で、何故、この書名なのかを納得しました。
ホントにテキストなんですね。そう、教科書です。
だからきっちり、ぎっしりです。

主たるスタンスが、「戦略の立案」と「戦略の実行」という両輪のバランスを考えているのにも納得です。
あとがきでも、一般的に立案側からの視点になりがちな点に釘をさして、実行ができてこそ戦略だと。
これからは人事部がその権限と責任を担って行くべきではないかとの提言で締められていました。

ここでも、立案側に寄りがちであった旧来の問題点を指摘し、実行側の重要性を説きながらも、
決して現場が一番重要だ!なんて、口当たりがよさげな一般論になってない視線が実に的確だと感じました。


プラス、古今東西の著名な人物や書物からの引用が、またいいんです。
これも、引用元が個人的な嗜好に合致しているせいも有りますが、色々な分野から的確な場所に記してます。
そして、各ポイントポイントに書かれていた、格言・名言等も効きました。
味が有って生きた教科書・テキストです。

印象に残った点

 彼らを成功に導いた要因は、決して研修ではない。

 この日中での賃金格差は「同一スキル、同一賃金」の法則に従って、いずれ解消していくでしょう。
 そして、その均衡点は、まず間違いなく平均給与で300万円を下回るという覚悟が求められます。

 高畠導宏氏の伸びる人材の共通点 (伝説の打撃コーチ) ← 地味ですが育てた選手は凄い人ばかり
 ①素直であること
 ②好奇心旺盛であること
 ③人他力があり、あきらめないこと
 ④準備を怠らないこと
 ⑤几帳面であること
 ⑥気配りができること
 ⑦夢を持ち、目標を高く設定すること

 つっこまびりてぃ(他人にツッコミを入れてもらえる能力)を持っている
  -  ライフネット生命保険株式会社 創業副社長 岩瀬大輔氏の言葉

 企業活動における教育的瞬間 (7項目より抜粋)
 ・退職の前後

 ミラーニューロンを意識して「学ぶ社風」を作り出す

 修羅場の経験を積極的に評価する

 「教えることは二度学ぶこと」 - フランス哲学者ジョセフ・ジューベル

 「教育とは心に残る教師のことである。」
  - フレッド・ヘッキンガー(ニューヨーク・タイムズ教育担当編集委員)


他にも挙げたいけど、書きすぎると営業妨害になるので。(笑)
なにはともあれ、ともかく、この一文には感銘しました。

 「教育とは心に残る教師のことである。」

教育って心に残すことなんですね。
また、学ぶ側も心に刻んでおくことなんですね。

You take it on faith, you take it to the heart (Tom Petty)

Makeup Life!
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あたらしい戦略の教科書あたらしい戦略の教科書
(2008/07/15)
酒井 穣

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 はじめに
 第1章 戦略とは何か?
  1 戦略とは「旅行の計画」である
  2 大学受験の戦略を考える
  3 戦略は、時間とともに成長する
  4 戦略における完璧主義のワナ
  5 戦略は中心メンバー選出から始まる
    コラム 戦略と戦術の違いとは?

 第2章 現在地を把握する 情報収集と分析の手法
  1 情報力が戦略を簡単にする
  2 集めるべき情報・行うべき分析とは何か?
   ・コラム フェラーリの競合とは?
  3 顧客情報こそキングである
  4 情報収集の3つのステップ
  5 情報収集の現実
  6 情報分析の基本

 第3章 目的地を決定する 目標設定の方法
  1 目標は何のためにあるのか?
  2 目標設定の怖さを理解する
  3 戦略立案を刺激する優れた目標・5つの条件
    ・コラム 「熟達目標」という考え方

 第4章 ルートを選定する 戦略立案の方法
  1 戦略は本当に必要なのか?
  2 スイート・スポットをシェアし、戦略を育てる
  3 新しいアイデアが本当に求められるとき
   ・コラム 戦略の立案力を養うトレーニング
  4 クイック・ウィンのテスト・ケースを走らせる
  5 立案される戦略の構造
  6 やめるべきことを常に探す
  7 リスク対策と、代替案の準備を忘れずに
  8 戦略のキャッチ・コピーを考える

 第5章 戦略の実行を成功させる
  1 人を説得するための方法論を知る
  2 組織トップのコミットメントをマネジメントする
  3 組織内で、危機感と希望を共有する
   ・コラム 魔法の数字 7±2
  4 情熱の伝染を起こす
  5 組織内に、「やさしい空気」をつくりだす
  6 戦略の実行に反対する人々との戦い
  7 戦略の実行に使えるノウハウ集
   ・コラム カーナビに学ぶ戦略の実務

 あとがき
 付録 さらに戦略の理解を深めたい人のための書籍&DVD
 主な参考文献


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出版されてすぐに購入しましたが、やっと読みました。
正直な話、こんなに早く酒井氏の次回作を読めるとは思いませんでした。
鮮烈なデビュー作で、あれだけの評価を受けての次回作は、時間がかかるのではと思っていましたから。


で、今回の題材は「戦略」。
自分のおかれた状況から見ると、非常に不思議な感じでした。
それは、リアル生活も様変わりしだした僕が必要としている著作だったからでした。

僕の勤める会社は、中小企業ですが、戦略的には明確に数年後の目標・目的地があります。
(自慢でなく、非常にすぐれた方向性と思ってます。)
が、僕が所属する部門は売上は達成しているが、全社的に影響を及ぼすぐらい状況が悪い。

自責的、かつ冷静に判断した場合の問題点を考えると …

 ①現場マネジメントの問題
 ②未来につながる戦略の問題


「いずこも同じだよ」とも言えますが、①に関してはマネジメントで失態が続き表面化。
②に関しては、揺るぎない全社的方向性はありますが、部門として如何にその方向に導くかの戦略は、
現実の仕事を追いかけているので汲々としている。
で、「おまえどうにかしろよ」ってワケで、ここ1ケ月ぐらい苦悶苦闘状態。(涙)

中堅どころのモチベーション低下を支え、経営どころからの避難・叱責にも「あい」と答えて(笑)、
現場レベルから「ぶちあげちゃ~ぜ」ってやってました。
(このあたりは前作の「ミドルアップダウン」が拠り所)

しかし、マイナス状況は決して悪いわけじゃないと思っていました。
マイナス状況でこそ起こせる事があると。
”はじめに”記された、この言葉から今の現実は始まってます。

 すべての問題の原因は、必ず過去にある。


そう、明確なマイナス状況でこそ、過去を見つめる事ができ、そこをチャンスとできるか?
失態を起こした人間にしても、いや、した人間だからこそ強く感じているはずですから、
よく話して、リカバリーの道を残していれば、十分理解できるはずじゃないかな?って … 実際、そうなってます。
(ここは、全員とは言わないが普通のビジネスマンなら)


そして、そろそろ、その辺りも落ち着いてきましたから、マイナス仕事からプラス仕事に転じる所でした。
で、本書。
ほんと、「溺れるものは、教科書をつかむ」の心境で、「掴んだよ、おいら。」でしたから。(笑)

で、印象に残ったいくつかを記すと …

 顧客情報こそキングである。
 競合と競うべきは顧客情報。


原点から始めようとしている部分がある者(私)にとっては、頷きました。
足元はこれですね。 戦略とは誰が為に。


 失敗とは成功を生み出すための、高額な必要経費


これも現状にぴしゃりです。
「後の方が支払が多くなるから、失敗を前払いしたんだ。」って。


 戦略の立案を密室で行う事は、犯してはならない「現代社会のタブー」


失敗の代償として、今、より一層のガラス化・見える化を初めてます。
同時に見る代償としての、自己責任も必要となりますが。

インタビューに関しては、本書のごとくすべてを忌憚なく話しました。
これも、現場迎合とか避難ありました。
現場迎合のつもりは無く、正しい解を得るための状況把握だったんですが。
おかげで、皆が如何に色々考えているか、同時にいかに独善的かも認識できました。
(独善的とは、批難でなくコミュニケーション・エラーといった意味ですが)



とりあえず、前作はじめての課長の教科書合わせて、リアルに実践できる部分はトライしてみようと。

酒井氏の2作とも、教科書と銘打った著作ながら、リアルな状況対応も記されている部分が面白いです。
冷静な分析調の著作でありながら、熱さも何故か感じます。(現実に打ち克つ事を見つめた)
以前の音楽での投資の話にも、愕然としましたし。
(情熱の表現はこういった方法もあるのかと … 同時に、実行している粘着力にも)


来年の今頃、必要経費の支払いに追われているかもしれませんが、
払い戻しの時は2作のおかげ、支払い中なら自己責任という事で(笑)、
レッツ・ビギンでございます。

この時、この場所での … 私の「戦略の教科書」

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はじめての課長の教科書はじめての課長の教科書
(2008/02/13)
酒井穣

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"404 Blog Not Found"にて知った著作です。

一読して感じた。 本書こそが、今、日本で最も読まれるべき本であると。


辛口でもある小飼弾氏の書評の冒頭にて、このように語らしめた本書であったので非常に興味をもって読んだ。
実際、"404 Blog Not Found"で知らなければ決して選ぶ事がない類の本であり、
ちょっと「教科書」といった題名で堅そうだなと思って読んだが、リアルな一冊でした。

( 目 次 )

第1章 課長とは何か?
 ①課長になると何が変わる?
 ②課長と部長は何が違う?
 ③課長と経営者は何が違う?
 ④モチベーション管理が一番大切な仕事
 ⑤成果主義の終わりと課長
 ⑥価値観の通訳としての課長
 ⑦課長は情報伝達のキーパーソン
 ⑧ピラミッド型組織での課長の役割
 ⑨中間管理職が日本型組織の強み

第2章 課長の8つの基本スキル
 ①部下を守り安心させる
 ②部下をほめ方向性を明確に伝える
 ③部下を叱り変化をうながす
 ④現場を観察し次を予測する
 ⑤ストレスを適度な状態に管理する
 ⑥部下をコーチングし答えを引き出す
 ⑦楽しく没頭できるように仕事をアレンジする
 ⑧オフサイト・ミーティングでチームの結束力を高める

第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
 ①企業の成長を阻害する予算管理
 ②部下のモチベーションを下げかねない人事評価
 ③限られたポストと予算をめぐる社内政治

第4章 避けることができない9つの問題
 ①問題社員が現れる
 ②部下が「会社を辞める」といいだす
 ③心の病にかかる部下が現れる
 ④外国人の上司や部下を持つ日がくる
 ⑤海外駐在を求められる
 ⑥違法スレスレの行為を求められる
 ⑦昇進させる部下を選ぶ
 ⑧ベテラン係長が言う事を聞かなくなる

第5章 課長のキャリア戦略
 ①自らの弱点を知る
 ②英語力を身につける
 ③緩い人的ネットワークを幅広く形成する
 ④部長を目指す
 ⑤課長止まりのキャリアを覚悟する
 ⑥社内革命のリーダーになる
 ⑦起業を考えてみる
 ⑧ビジネス書を読んで学ぶ

あとがき
参考文献



欧米には、経営者(支配者)と従業員(被支配者)の概念しかない。(二元論)
他方、日本は経営者(親分)と従業員(子分)といった概念のみならず、中間管理職(先輩)と末端社員(後輩)の概念も存在している。(三元論)

世界にほこるべき日本型ミドル・アップダウンのマネジメント


冒頭の、欧米と日本のマネジメント理論・中間管理職にたいする言及が面白い。
企業で、著作を出版し優れたビジョンで賞賛される経営者に比べ、中間管理職はマネジメントにおいてトップ・企業の方向性伝達やその他役割を果たせない問題点として批判される事が非常に多い。

そうかといって、庶民的な末端社員のように擁護される事もない。
せいぜい、ドラマのその他のエンタメでも卑屈か哀れな課長・係長として描かれるぐらい。(笑)
そういった意味で、冒頭に中間管理職の方向性についてのビジョンから記してる事に好感がもてます。


目次を見ていただければ分るとおもいますが、実務書的に課長の業務に関して、全般的に網羅されていると言えます。
今回は、その辺りを分ってもらえるように、下位レベルの目次まで記しました。

実際、課長の仕事でいえば、マネジメント・リーダーシップ・コーチング・会議術・予算管理・労務管理・現実的な意味であれば社内政治まで含めて多岐にわたり、その一つ一つで1冊の著作になってますよね。

そういった意味では本書は概論的でもありますが、随所に教科書的・机上の論理でないリアルな件が記されており、会社生活を営む課長にはかなり同調・参考できるといえます。
課長でなくとも、将来その路をたどる可能性がある一般社員も有用な内容です。


「陽が当たらぬ中間管理職」に真正面からスポットを当てた本書は、ニッチ・隙間に見事な切り口で作られたと言えるし、今後の発展も有りかなと思う。
酒井穣氏が、本書の内容を細分化させて個別に著作を展開していく。
・本書のヒットにて、異なる中間管理職に関連する種々の著作が活発化する。 
などな …
中間管理職、及びそれを目指す人をターゲットにすれば、結構な需要もあるだろうから、先々から考えるとエポック・メーキングな一冊になるかも。

encourage the middle!

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