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ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1225)ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1225)
(2010/01/21)
堤 未果

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 ■目次

 プロローグ

 第1章 公教育が借金地獄に変わる
 告発した教師と学生たち/猛スピードで大学費用が膨れ上がる/広がる大学間格差/
 縮んでゆく奨学金、拡大する学資ローン/学資ローン制度の誕生とサリーメイ/
 数十億ドルの巨大市場と破綻する学生たち/消費者保護法から除外された学資ローン制度/
 ナイーブな学生たち/学資ローン業界に君臨するサリーメイ/子どもたちをねらう教育ビジネス

 第2章 崩壊する社会保障が高齢者と若者を襲う
 父親と息子が同時に転落する/企業年金の拡大/これがアメリカを蝕む深刻な病なのです/
 退職生活者からウォールマートの店員へ/拡大する退職生活費と貯金できない高齢者たち/
 拡大する高齢者のカード破産/問題は選挙より先を見ない政治なのです/
 一番割りを食っているのは自分たち若者だ/市場の自由と政治的自由

 第3章 医療改革 vs. 医産複合体
 魔法の医療王国/オバマ・ケアへの期待/排除される単一支払い皆保険制度派の声/
 公的保険を攻撃するハリー&ルイーズのCM/製薬業界のオバマ・ケア支持と広告費/
 医療保険業界と共和党による反オバマ・ケア・キャンペーン/
 無保険者に保険証を渡すだけでは医療現場がパンクする/
 プライマリケア医師の不足/You Sick, We Quick(病気のあなたに最速のサービスを)/
 これは金融業界救済に続く、税金を使った医療業界救済案だ/この国には二種類の奴隷がいる

 第4章 刑務所という名の巨大労働市場
 借金づけの囚人たち/グローバル市場の一つとして花開く刑務所ビジネス/
 第三世界並みの低価格で国内アウトソーシングを!/
 ローリスク・ハイリターン――刑務所は夢の投資先/魔法の信託投資REIT/
 ホームレスが違法になる/アメリカの国民は恐怖にコントロールされている

 エピローグ
 あとがき


前作は凄い!と感じたましたけど、さすがアメリカならではというか絵空事のようにさえ感じて、
今一歩、切実感を感じ無い点も有りましたが、今回は前作より切実な感覚になりましたね。

前作でのざっとした感想は …

第1章 … 貧困によってまともな食事ができず、安価なジャンクフードで肥満児童が増加している
第2章 … FEMA(連邦緊急事態管理庁)の民営化による被災・復旧対策の不備
第3章 … 世界一高い医療費の影響(破産・医療過誤・無保険者)
第4章 … 貧困脱出の為、徴兵に応じる若者 → 最後は、カード破産、貧困、ホームレス
第5章 … 貧困者を戦争にいざなう民間戦争請負会社と … その黒幕


で、第3章以外はちょっと身近に感じ無い点もあったんですけど。。。


いきなり、第1章で教育を食い物にする学資ローンの仕組みが、血も涙も無い感じで読んでて精神的にがっくり。
仕組み化するまでの手法は企業が業界NO1になる為に仕方が無いようにも思いますが、もはや金が全ての世界。
学資ローンという事で法律的な逃げ道もなく、とにかく支払うしか無いのも酷いし、
取り立ても大企業であるのに悪徳業者のような方法で、仕組み化されているし。

じゃ、教育を受け学位を得る為に、借金しなければ … という選択肢が無いんですね。
親の世代を見て学歴が無い惨めさを、リアルに知っているが故に、切実に学歴の重要さが判っているというのも、泣けてきます。
まして、若い世代だけに無知であったり、人脈がお金が無いので契約前に弁護士にきちんとした条件にできる訳でもないでしょうし、ハマったらも抵抗する術も無い。
まさに、無い無いずくしの上に、リーマン・ショック以降の不況で仕事も無く低賃金。

貧困層でなくとも教育の機会が、夢へのかけ橋であり明日への希望なんでしょうけど、
辿り着いた所が地獄の一丁目って空いた口が塞がらないです、ハイ。


高齢者の年金崩壊や、医療問題に至っては、個人的にも笑えない世代になってきていますから、良く理解できます。
(詳細が理解できたのでなく、悲惨さや恐ろしさがという事です。)
この問題は、既に日本でも問題となっていて、システム的な違いがあっても同じような状況ですね。

刑務所の囚人をベラボーに安い賃金で働かせるシステムも、学資ローンと同じで、もう人を人とも思わぬ仕組み化。
囚人はその賃金で働くしかない。(競争率が高いので一所懸命働かないと、交代させられる。)
で、収監生活では必要経費引かれて、出所した時は借金付き。
前科と借金で職を得れない …


これらを読んで感じた事と言えば
日本も同じ道筋をモロ辿ってるんでしょうが、大丈夫でしょうか?とても大丈夫とは思えない状況だと思います。
良識があり真面目な政治家や企業人や社会活動家もいますが、なんと言ってもグランドデザインが無ければ
いけないと思います。しかし、どの国でもいつの時代でもしっかりしたグランドデザインが有って国が繁栄した
歴史って、他国への侵略・植民地化のような拡大方式以外で、上手くいった例はあまり無いような気がします。
結局、自分自身が賢く足を地につけて行くしかないんですかねぇ。

しかし、グランドデザインで耳当たりがいい言葉ですけど、実際は千差万別で難しいとも思います。
政治的に大きな変化を起こせば、反動が出てきてメディアで煽るし、何が真実なのかといつも悩みます。

それと、アメリカの非情さを知ると、日本はモノづくりや知価づくりで、国としての地盤を作るしかない気がします。
日本人って現在までの所、ここまで大がかりで確信犯的な酷いシステムを作れないような気がします。
日本も企業経営者では世界的な人物を輩出してきてますが、政治家ではそうそういないし。
(英語の問題だけでは無いと思います。)

日本にも、ケネディやチャーチルのような人物が出て来て欲しいですね。
今で言えば、龍馬でしょうか?(笑)

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今日もここまで、貴方の貴重な時間で、
このブログを読んでいただき、有難うございました。
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コメント
この記事へのコメント
おめでとうございます!
もう一月も終わろうとしているのに
いただいたコメントに
今日気づきました
(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ
こんなやつですが
どうぞ見捨てないでやってください!
今年もよろしくお願い申し上げます
この一年がケイエムさんにとりましてますます実り多き一年に
なりますことをお祈り致しつつ・・^^
2010/01/28(木) 16:50 | URL | 桜子 #yDkjiJkE[ 編集]
えへへぇ~(笑)

いつ気付いて貰えるのか、
ちょっと楽しみにしておりました。

こちらこそ、こんな奴ですけど(笑)
見捨てないでくらはい。<(_ _)>
この一年が桜子さんにとりまして、
実り多き一年になることをお祈りしてまっせ!
では、また、密かに訪問しますんで、よろしぃ~~く!ですばい!
2010/01/28(木) 23:16 | URL | ケイエム #-[ 編集]
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