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ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化 (幻冬舎新書)ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化 (幻冬舎新書)
(2010/01/30)
岸 博幸

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 【 目 次 】

 第1章 ネット上で進む一人勝ち
    ネットがもたらしたプラスとマイナス
    ネット・バブルの歴史
    ネット上のサービスの構造
 第2章 ジャーナリズムと文化の衰退
    新聞の崩壊
    音楽の崩壊
    社会にとってのマイナス
 第3章 ネット上で進む帝国主義
    米国の帝国主義を助長するエコシステム
    プラットフォームの米国支配の問題点
 第4章 米国の思惑と日本が進むべき道
    グーグル・ブック検索
    米国の戦略と野望
    ネット上のパラダイムシフトの始まり
 第5章 日本は大丈夫か
    プラットフォームを巡る競争の激化
    ジャーナリズムと文化をどう守るか
    日本はどうすべきか


米国ネット企業の独占化が進む現状と、ネット上のサービス構造(4つのレイヤーの争い)といった視点で書かれていました。ネットに関連するニュースなどはチラチラと見たりしていますけど、全体的な現状分析など詳細に考えたりしませんから、滅茶苦茶、面白かったです。

国益やリスク上の見地から言えば、書名にある帝国主義的な現状は記されているとおりなのでしょう。
それ以上に4つのレイヤーにおける各企業の分析や動きが興味深かったです。
(コンテンツを持つものが一番強いと思われていましが、実際は流通経路を押さえたプラットフォーム層が現在のネット界の主導権を握っている。)

 コンテンツ/アプリケーション - テレビ局、新聞社、出版社、レコード会社、映画会社 …
 プラットフォーム       - グーグル、アマゾン、ツイッター …
 インフラ           - NTT、CATV
 端末             - 

個人的にもブログを書いたり、仕事・私生活での検索、その他のツールを使う身ですから現在のネットの有り方には、非常に助けられていますが、確かにコンテンツ層にとっては有料での課金が難しい現状では、苦しい事ばかりですね。
反動として出てきた、フランスのスリーストライク法なんて滅茶苦茶、恐ろしい法律ですね。
(違法ダウンロード3回で、1年間ネット使用禁止って…使用禁止というのは厳しすぎるような気もしますけど。)

また、プラットフォーム層が現状では最も儲かるけれども、競争も一番激しい為、垂直統合で流通経路の独占化を狙うといった方向性で、アマゾンのキンドルが、プラットフォーム・インフラ・端末の3層の融合で有るというのも面白かったです。(IPHONEもWiiも同じなんですね。)

音楽業界では、レディオヘッドのお布施方式によるCD販売や、イーグルスのウォルマートとのパートナー契約、そしてマドンナはレコード会社を離れてコンサート・プロモーターと専属契約を結ぶなど、ミュージシャンもマーケティングまで自分自身でコントロールしないといけない現状も驚きました。
ネットというか、ネットで影響力が大きな巨大企業がどれだけリアルに影響を及ぼしているかの凄まじさを改めて知らされた感じです。
本書の主役もやはりグーグルでしたが、Googleの正体 (マイコミ新書)を先日読んだのが役に立ちました。

Makeup Life!
今日もここまで、貴方の貴重な時間で、
このブログを読んでいただき、有難うございました。
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