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不格好経営―チームDeNAの挑戦不格好経営―チームDeNAの挑戦
(2013/06/11)
南場 智子

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目次
第1章 立ち上げ
第2章 生い立ち
第3章 金策
第4章 モバイルシフト
第5章 ソーシャルゲーム
第6章 退任
第7章 人と組織
第8章 これから



知人が面白い!と言っていたので、読んでみました。

かなり以前ですが、南場さんがTVに出演していたのを視聴した覚えがあります。
ドキュメンタリータッチな映像で、本書にも書かれている起業時の
大トラブルについても話されていました。

その放映時の印象は、とても業務に追われて、非常に大変そうに見えました。
当時、DeNAにもオークションにも特に興味はなかったので、詳しく調べたりはしませんでした。

で、本書ですが素晴らしい内容でした、ハイ。
いやぁ~、本当にいい本だと思いました。

同じような経験をした人が本を書いたとしても、本書のようには書けないでしょうね。
内容的には失敗談を赤裸々に書いている点も面白いのですが、
南場さんの語り口と、文体が非常に分かりやすいながら臨場感があったり、
真実味が有ったりするので、一気に読めてしまいました。

面白さで言えば、現時点本年度ベスト3に入ります。(笑)
南場さんの事を全く知らなかったとしたら、ベスト1だったかもしれません。

コンサルタントの目線と実業での経験の違い。
両者を経験し、どちらでも成功している目線から、
本質的な事をズバリ端的に書かれていました。


特に印象深かったのは、選択に関しての記載でした。

創業当初はよく戦略の方向を5つくらいの案に絞り、社員の皆と一緒に評価して決めていた。
ホワイトボードの上方にAからEまでの案をずらっと羅列し、左端に評価の軸をまんべんなく出して、
それぞれの軸ごとに各案を評価し、◎、○、△、×を皆でつけていく。

「え?戦略ってそうやって決めるんですか?」とひとりがびっくりして声をあげたこともある。
そんな声も気にせず情報を分析した上で評価し、A案とB案が僅差だけれど、これを見るとAだね、などと決定する。
まあ実際はもうちょっと複雑だが、そんなイメージ。
さあA案実行だ、となるとその日から想定外の壁が次々と出現する。
企画どおりにはいかないな、とひぃひぃ言いながら皆で実行しているうちに、

「やっぱりB案だったのかな……」と誰かが言い出し、皆がホワイトボードを思い出す。
僅差だったよね、あの◎、本当は怪しかったよね、と。そして皆が不安になり自然とブレーキがかかる。
ちなみにB案を選択していてもまったく同じことが起こる。

○、×、△はちょっと稚拙な例だが、意思決定のプロセスを論理的に行うのは悪いことではない。
でもそのプロセスを皆とシェアして、決定の迷いを見せることがチームの突破力を極端に弱めることがあるのだ。
検討に巻き込むメンバーは一定人数必要だが、決定したプランを実行チーム全員に話すときは、
これしかない、いける、という信念を全面に出したほうがよい。
本当は迷いだらけだし、そしてとても怖い。でもそれを見せないほうが成功確率は格段に上がる。



この例はまだ良い方で、現実は人間関係が微妙な事が有り、
ほら見ろ、やっぱりB案だったじゃないかとかになる。
内容より人を責める格好の手段になったりすると、
プラン以前の問題となって、全てが悪循環になるからですね。
事を成すには目的に向かって一枚岩でなくては、成せる事も成さざる事になりがちだと常々感じていました。


最後に、南場さんのお父様の手紙の一節に書かれていた言葉には、鼓舞されました。

・生きがいは処した困難の大きさに比例する



Makeup Life!
今日もここまで、貴方の貴重な時間で、
このブログを読んでいただき、有難うございました。
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