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千里眼美由紀の正体 上 (1) (角川文庫 ま 26-107)千里眼美由紀の正体 上 (1) (角川文庫 ま 26-107)
(2007/09/25)
松岡 圭祐

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千里眼美由紀の正体 下 (3) (角川文庫 ま 26-108)千里眼美由紀の正体 下 (3) (角川文庫 ま 26-108)
(2007/09/25)
松岡 圭祐

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とうとう、岬美由紀の本質に到達した今作。

完全無欠のカリスマであった<千里眼>岬美由紀が、記憶が戻り、過去が露わになっていきます。
千里眼が、一個人である"岬美由紀"に帰してくさまが書きだされていました。

衝撃的な過去回帰の部分には、心動かされましたね。


しかし、最も印象深いのは、本筋には関連性が薄い登場人物の言葉でした。
松岡氏も、意識的にこの物語の"語り部"として出したと思えます。

多くの過去と、裁判によって精神的窮地の前に表れた男。
それは、敵役で、メフィストの特別顧問である、"ダビデ" … 去り際の言葉

  ダビデ    「すべての過去があって、いまの自分がある。
             それを受け入れろ。そして未来を手にする事だ。」
  岬美由紀  「未来?」

  (中略)

  岬美由紀  「わたしはもう、どうなっても・・・」
  ダビデ    「駄目だ!」


これはね、遠謀策略の部分があるにせよ、一種の娘の対するような愛情ですね。
そして、さらに追い打ちを

  ダビデ    「挫折が許されると思ったら、それこそ我儘の極みだ!
           君は自分が世に必要とされたいと願い、努力してきた。
           その成果が出始めたところで身を引くなんて許されない。 ~ 」


いよ、お父さん! 日本一! (お父さんとは違いますが・・・)! って感じで、
美由紀を現実に呼び戻しちゃったです。ハイ!



フフゥ(笑)
ダビデくん、これで終わりません。
最終章でも言ってくれます。

メフィスト・グループ内で軋轢があるとも思えるジェニファーとの会話で、
この「千里眼 美由紀の正体」の主題を、言い放ちます。

ジェニファーが岬美由紀を、"腑抜け"呼ばわりし、"もう立ち直れない"言ったことに対して・・・

  ダビデ    「たしかに、それは事実だけどな。ジェニファー。
            君は人間の原則のひとつを見落としているぜ? 」
  ジェニファー 「なによ」

  ダビデ    「成長だよ。 困難な過去を背負った人間は強くなる。 ~」 


困難は成長を促し、絶望は希望を感じる力をもたらす … ですか。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

最後の最後、ジェニファーの前に表れた美由紀への、ダビデの言葉

 「待ってました!」 

  ダビデは大はしゃぎで叫んだ。 「日本一!」


   - って、アンタ、敵役だろ(笑) それに掛声が違うって … 「世界一!」だよ

Makeup Life!
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