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容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
(2008/08/05)
東野 圭吾

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『容疑者Xの献身』

本から読むか、映画から見るか?悩んだ末に、本から読みました。
映画の評判から、映画も感動作だとは思いましたが …

無償の愛に関する物語は、自分の波長にあった時は、本当に感動する事は経験しています。
本書は私にとって、そういった1冊でした。
感動という言葉ですら、浅く、軽く感じ程に、表現に悩みます。

もし、読むのであれば(映画を見るにしても恐らくですが)、とにもかくにも、一度目に全身全霊を賭けて読んで欲しいと …
もう一度読みたいと思うならば、それがあってこその再読になると。



私も、まだ1回しか読んでいません。
それも読み始めて止めれなくなく、急いで読んでいったのですが、
結末の流れの中で3回、深く感じ入りました。

1回目は結末の始まり、2回目は真実が明かされる時 … 私は、これで、終わると思っていました。
それでも、衝撃的で凄い物語だったでしょう。

しかし、最後の2~3ページと、最後の行で終わる部分にはより強烈でした。
余計なエピローグがなく、ストーリーの終りとともに物語も終わる事も含めて …



途中で、「容疑者Ⅹ」が嫉妬心から醜い心情を出したかと思わせる部分がありました。
純愛の話で有りながら、ありふれた醜さで目論見が綻びるのかと思い、ちょっとガッカリした部分でした。
が、最後まで読んで全てがわかり始めた時に、この「嫉妬に狂った言葉の価値」を知り、言葉が無くなったですね。


そして、尻切れトンボのようにぶっつりと終わる結末で気づいた点に、最も揺さぶられました。

「容疑者Ⅹ」の心境を表現した記述は、いたる部分にありました。

ただ、私には読んだ憶えが無いんです。(見落としかもしれないですが)

「容疑者Ⅹ」が、「彼の献身的な気持ちを語った言葉」を …
そう、物語の中に出てくる誰に対しても語っていなかった … 本心を表す言葉で …

最後の『咆哮』が、真実・唯一の言葉であり、声であり、魂だったと。


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もう一度、読みます。
伏線というと軽すぎる、「容疑者Ⅹ」の思いを表現するトリックを。

それと、2度目で、やっと湯川の思いの深さも少しは理解できるんでしょう。
(湯川・草薙間の話も、落ち着いて読めるでしょうし。)

色々書きましたが、素で読み感じる本。
言葉足らずを超えて、言葉無し。
(恐らく、映画から見ても同じだろうと)

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書評リンク - 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
2008/10/18(土) 15:03:03 | 書評リンク
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