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反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)
(2008/04)
湯浅 誠

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 【 目 次 】

  第1部 貧困問題の現場から
       ある夫婦の暮らし
       すべり台社会・日本
       貧困は自己責任なのか
  第2部 「反貧困」の現場から
       「すべり台社会」に歯止めを
       つながり始めた「反貧困
  終章  強い社会をめざして―反貧困のネットワークを


格差問題やワーキング・プアで社会問題となっていた潮流が、世界情勢の悪化からリアルで身近な”貧困”まで到達したと感じます。この”貧困”に該当する人が増え、予備軍の拡大も世相から十分感じています。

本書は、ぎっしりとした内容と、経験・事実に基づく地に足がついた内容でした。

 ”貧困は自己責任なのか?”
 貧困を抜け出す溜め (潜在能力) とは?


本書を読むと自己責任とだけとは言えない状況だと感じます。
ここで出された”溜め”を見なければ、頑張れと言っても野たれ死にする人が出てくるのは確かですね。
一度、”すべり台社会”からすべり落ちた人間が、普通に復活するにはその”溜め”があるかどうかですし …
(逆に言えば、”溜め”がある人間は、そう簡単には堕ちないといえるんでしょう。)

「セーフティ・ネットにおける穴」も確かにあり、本書で指摘されているとおり、落ちても”最低限の生活”が保証され、リトライできる仕組みも必要だと感じます。明日は我が身でしょうし、一度でもその状況に陥った事があるなら、社会保障の有難味に異論はないと思いますが …


また、貧困者を相手にしたビジネスも、確信犯かどうかは分かりませんが、結果としては、
”貧困から脱却させない貧困ビジネス”になっているのも古今東西の歴史の繰り返しじゃないでしょうか?大体、この種のビジネスで広告塔になっている創業者は、貧乏を経験して「絶対、貧乏から脱出してやる。」とがむしゃらに頑張って、同じ思いをさせない為に貧困者を雇用するパターンがよく有ります。起業の思いとは、異なる道を辿りるのもよくある話です。

結局、会社ですから、利益を追求せざる得ないので、組織的に搾取的形態になっちゃうとか。
経営者も厳しい状況で、再び、堕ちる恐怖感などから、独善的な配分形式になちゃうとか。
ここで、挙げられた会社・経営者にしても、十分支払っていると勘違いしているかもですね。


本書の結論どおり、(大きな視点でみれば)貧困を切り捨てる限り”活力”が落ちて、社会に戻ってくると思います。どうやっても、今の日本やこの社会から逃げて生活できる人も少ないでしょうから、腰据えて変革すべき時期だと、ひしひし感じさせられました。

後、大晦日の「朝までテレビ」で著者の湯浅氏を見ましたが、非常に落ち着いており理論的にも整然として、素晴らしいと感じました、が、こういった人が体制を変えれる政治家などに見当たらないのも残念ですね。逆にいえば、湯浅氏タイプは政治家になりづらい・なっていないような日本のシステムも変じゃないかと思いました。

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今日もここまで、貴方の貴重な時間で、
このブログを読んでいただき、有難うございました。
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書評リンク - 反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)
2009/01/08(木) 21:02:55 | 書評リンク
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